日帰りバスで富士登山:一般市民アスリート編

練習日記

海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

トライアスリートやランナーが、朝バスで富士山まで移動して登頂してその日のうちにバスで帰ったら結構時間いっぱい使った、というお話です。

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富士山五合目への直行バス

富士山の五合目までの直行バスは下記の通り。(2023年8月現在)

現地滞在時間を一番確保できるのは新宿駅発着のバスで 7時間40分です。

※最新の情報は富士急行バスのサイトにてご確認ください。

発着場所最早到着最終出発
新宿駅9:2017:00
日吉駅10:4617:10
静岡駅11:1012:00
横浜駅西口11:2016:20

6時間で登って降りる

ただ、行きのバスが渋滞する可能性があります。夏の週末なら尚更です。
私が富士山に行った時も到着が20分強遅れました。

また、バスに降りてから少し着替えたりロッカーに荷物預けたりトイレへ行ったりと、登山開始までに時間を要します。

バス乗車時点でできる限りの準備をした上で、登山開始まで20分かかるとみておくと良いでしょう。

※ほとんどのサイトでは、体を高地に慣らすために五合目でまず1時間休憩を取るようアドバイスが書かれてますが、当記事ではなるべく早く出発します。
そうしないと日帰り富士山登山が相当厳しくなるからです。
マラソンでサブ3.5くらいの脚力ならそれでも間に合いそうですが。

そして途中雨に降られたりすると、下山後の着替えが結構大変になります。

また登山中に何かしらのトラブルが起きて時間が取られるかもしれません。

それらを考慮すると、16時下山で計画しておくのが無難です。

そうなると、新宿発着のバスで渋滞で20分遅れることを見越すならば、

 7時間40分
– 渋滞 20分
– 登山準備 20分
– 下山後支度 1時間
= 6時間

で登って降りてくる必要があります。

ちなみに富士宮市のサイトでは、登りに4-7時間下りに2-3時間、と書かれてます。
つまり、体力がある一般人でギリギリということです。

14時になったら下山するルール

登山家メンバーより、

10時から登山開始
14時から下山開始
16時に下山完了

のルールが提示されたのでみんなそれに従いました。
その方のグループは正にこの通りにドンピシャで登頂・下山しました。さすが。

バックアッププラン

17時のバス出発に間に合わなかったとしても、路線バスや電車を乗り継げば新宿に帰ることはできます。

もうバスに間に合わなそうと判断したら、すぐバス会社に電話してキャンセルを伝えましょう。少額のキャンセル料で済みます。
スマホの電波が届かない場合は・・・バス代は諦めましょう。

マラソンランナー、トライアスリート、登山家が登ったら

今夏、会社のランニングクラブの企画で、富士登山に行ってきました。

だいたい下記のようなグループに分かれました。
みんなきちんと16時には五合目に戻って来れました。時には無理せず下山する勇気が大事です。

  • 男性 最近マラソン初参加でサブ3:20達成
    2時間40分で登頂。すぐ下山開始し 1時間30分で下山。

  • 男性 トライアスロンのロングを5回完走 (わたし)
    3時間10分で登頂。火口を覗いてから下山開始し 1時間50分で下山。
    下りが苦手で、途中で後続メンバーに吸収されました…。

  • 男女 登山家&ランナー4名 (3名は富士山より高い山を登った経験あり)
    3時間50分で登頂、すぐ下山開始。
    1名は下りが得意で 1時間40分で下山。
    3名は 2時間で下山。

  • 男性 趣味は筋トレ 有酸素運動してない
    3時間30分経過し登頂は無理と判断、下山開始し 2時間10分で下山。

長くなってしまったので、荷物・ウェアの章は次ページに。

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