トライアスロンのアイアンマンとは?

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海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

トライアスロンと言えばアイアンマン! でもアイアンマンって何なの?
という疑問について、説明いたします。

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IRONMAN はレースのブランド名

トライアスロンは、様々な主催者によってレースが開催されています。

その中でも最大の主催団体である ワールド・トライアスロン・コーポレーション (WTC) によるレースが アイアンマン / IRONMAN です。

IRONMAN の歴史

トライアスロンと IRONMAN の関係を語るには、トライアスロンと IRONMAN の歴史についてお話しする必要があります。

初のトライアスロン大会はカリフォルニアで

1920年頃にフランスで、スイムとバイクとランを組み合わせたレースがあったようですが、当時はまだトライアスロンという名称は確立されてませんでした。

それから時は流れ、1974年にカリフォルニアのミッションベイにて、Mission Bay Triathlon というレースが開催されました。
なお、主催者は過去のフランスのレースの事は知らなかったそうです。

ラン 4.8km → バイク 8.0km → 裸足ラン → スイム → 土手を這い上がってゴール

こんな距離・順番だったんですね。最後に土手を這い上がるってのもスゴイ。

これに参加していた米海軍司令官のジョン・コリンズとその妻のジュリーが、のちに IRONMANレースを設立します。

IRONMANレースの誕生

1977年にハワイの軍人達が宴会の席で、当時ハワイで開催されていたレース

  • ラフ・ウォータースイム
    2.4mile (3.86km)

  • アラウンド・オアフ・バイクレース
    112mile (180.2km)

  • ホノルル・マラソン
    26.22mile (42.2km)

のうち、どの優勝者が一番体力があるのかを議論していくうちに、全部一度にやっちゃって優勝した奴が一番スゴいだろうという話になりました。発想がヤバイですね…。

そして翌年の1978年に、コリンズ夫妻によって、ハワイのオアフ島で初めて IRONMAN レースが開催されたのでした。

要は、アメリカの軍人が酒飲みながら考えたレースです。そりゃ過酷ですわ。

現在 IRONMAN のロングディスタンスは世界各地で行われてますが、その距離はどれも当時のままです。

ちなみに、アラウンド・オアフ・バイクレースもコリンズが1977年に始めたレースでしたが、IRONMAN の方が人気が出たために消滅してます。

ラフ・ウォータースイムとホノルル・マラソンは現在も続いてる伝統あるレースです。

しばらく IRONMAN はこのロングディスタンスのみで開催されます。

Ironman 70.3

その後 2001年に初めて Half IRONMAN が開催され、2005年にこれを IRONMAN 70.3 に改称、今に至っています。

距離は下記の通りです。ロングの半分。合計70.3マイルです。

求められる練習量とゴールした時の充実感のバランスが良く、今も人気です。

  • スイム 1.2mile (1.93km)
  • バイク 56mile (90km)
  • ラン 13.1mile (21.1km)

なお、この距離のトライアスロンレースが初めて開催されたのはもっと前で、1979年の Superfrog Triathlon でした。

IRONMAN 5150

2011年に、更に短いショートディスタンスの IRONMAN 5150 が誕生しました。

距離は下記のとおり。合計 51.5kmです。
マイルではなくキロで表現している辺り、米国外での展開を考えてますね。

  • スイム 0.9mile (1.5km)
  • バイク 24.8mile (40km)
  • ラン 6.2mile (10km)

この 51.5kmという距離は、1982年に始まった USトライアスロンシリーズ (USTS) から出てきたようです。

そして 2000年シドニーオリンピックでトライアスロン 51.5kmが正式種目に採用されました。

なので、この51.5kmはオリンピック・ディスタンス (OD) とも呼ばれてます。

IRONMAN に スプリント、スーパースプリントは無い

トライアスロンには、更に短距離のスプリントディスタンスや、更に更に短いスーパースプリントディスタンスがありますが、IRONMAN では採用されてません。

IRONMAN と言えば長い距離を耐久というイメージをあまり崩したくないのかな、と勝手に思ってます。

なお、パラリンピックではスプリントディスンタスが採用されています。

トライアスロン = アイアンマン = ロングディスタンス のイメージ

まとめると、

トライアスロンのレースの中で一番有名なレースがアイアンマン

アイアンマンは最初長らくロングディスタンスのみだった

という2点から、世間一般では、

トライアスロンと言えばアイアンマン

アイアンマンと言えばロングディスタンス

というイメージを持たれているようです。

日本で開催された IRONMAN

IRONMAN は世界各地で開催されておりますが、日本では開催されたりされなかったり。

2001年から2009年にかけて、アイアンマンジャパントライアスロン五島長崎 が開催されていました。距離はロングディスタンス。

ですが、2010年に宮崎県を中心に広まった家畜の口蹄疫の感染を受けて中止、そのまま開催終了となりました。

その後、2011年から2020年の間、アイアンマン70.3 セントレア常滑ジャパン が開催されていました。名前のとおりミドルディスタンス。

人気のある大会でしたが、コロナウィルス感染拡大のため2020年に終了。最後の大会はまだワクチン接種が始まる前での開催でした。関係者の苦労が偲ばれます。

その間、2013年から2015年に、アイアンマン・ジャパン北海道が開催されていました。距離はロングディスタンス。IRONMAN ロングが日本に帰ってくる!ということで盛り上がりましたね。

しかし運営の継続が困難であることから 3年で終了となりました。

そして2023年、久々に IRONMAN が日本で復活!
アイアンマン70.3 東三河ジャパンが開催されました。セントレアでの実績があったから実現したのでしょう。

ただ、コロナ明けだったことからあまり人気が出なかったように思われます。私の周りでも参加者ゼロでした。

今後、セントレアのような人気大会になるといいですね。

IRONMAN 以外のブランド

IRONMAN は WTC のレースであり、他の団体はこの名称を使えません。

2023年現在、日本ではロングディスタンスのレースが4つありますが、それぞれブランド名があります。

  • 全日本トライアスロン宮古島大会
    通称 ストロングマン

  • 五島長崎国際トライアスロン大会
    通称 バラモンキング

  • 佐渡国際トライアスロン大会
    通称 アストロマン

  • 全日本トライアスロン皆生大会
    通称 ブレイブ

皆生は公式にブレイブを謳ってないので、本当にただの通称です。だから浸透度も今イチ。

なお、五島長崎はアイアンマンジャパンが中止・終了した翌年 2011年から開催しています。
その経緯もあり、距離はアイアンマンと全く同じ。
ただしコロナの影響で2023年は距離短縮して開催されました。2024年は距離戻るんだろうか。

まとめ:IRONMAN 年表

最後にまとめとして、トライアスロンと IRONMAN の年表を書いておきます。

試験に出るから覚えておくように!笑

1974初のトライアスロン Mission Bay Triathlon
1977初の IRONMAN
1979トライアスロン初のミドル Superfrog Triathlon
1982トライアスロン初の51.5km USTS
2000トライアスロンがシドニー五輪で正式種目に採用
2001初の Half IRONMAN
2001IRONMAN Japan 五島長崎 (-2009)
2005Half IRONMANIRONMAN70.3 に改称
2011初の IRONMAN 5150
2011IRONMAN70.3 セントレア (-2020)
2013IRONMAN Japan 北海道 (-2015)
2023IRONMAN70.3 東三河 Japan

コメント

  1. A.K. より:

    「日本で開催された Ironman」について
    2020年まで愛知県でアイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパンも開催されていました
    (コロナの影響かレース中のバイク事故の影響かなくなって(東三河に移動?)しまいましたが…)

    • save_triathlon save_triathlon より:

      ご指摘いただきどうもありがとうございます。
      有名レースだったのに漏らしておりました・・・。記載しておきました。

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