トライアスロンのスイムの練習量・強度を数値化する Swim TSS = sTSS を、スマートウォッチ無しで算出する方法をご紹介します。
TSS とは
TSS は Training Stress Score の略で、練習の時間と強度の両方を考慮したスコアであり、トライアスロンのトレーニングを管理するのにたくさんの方が利用しています。
こちらの記事で詳しく書いてます。
sTSS の基準となる CSS を計測
sTSS を算出するには、まず基準となるスピード CSS = Critical Swim Speed を計測する必要があります。
詳細はこちら!
sTSS の算出 (スマートウォッチ不要)
使用しているプールがスマートウォッチ装着可能であれば、あとはそれを着けて泳げばOK。
スマートウォッチから TrainingPeaks に記録が連携され、TrainingPeaks にて sTSS を計算してくれます。
でも、スマートウォッチがプールで利用不可だったり、そもそも Garmin や Suunto のようなスマートウォッチ を持ってない方はどうしたら良いか?
そんなときは、プールサイドにあるペースクロックを使います。
練習の内容ってだいたい、ウォームアップ、ドリル、メイン(ハード)、クールダウン、という構成になると思います。
そしてウォームアップやクールダウンのペースはだいたい決まっているでしょう。あとドリルも強度はウォームアップ程度かと。
なので、メイン以外は距離だけ記憶しておきます。
メインは、ペースと距離の両方を記憶します。100mを120秒サークルで10本だったら、レスト5秒として、100mを115秒ペースで10本、という感じです。
そして練習後に、CSS と共にその内容を下記のフォームに入力すれば sTSSが計算できます。
ついでに総距離と総時間も表示させるようにしました。
sTSS計算フォーム
是非こちらをブックマークし、いつでも利用できるようにしておいてください!
CSS: | (sec/100m) |
メイン練習用
本数 | 1本の距離 | 1本のタイム | |||
X | : | ||||
X | : | ||||
X | : | ||||
X | : |
アップ, ダウン, ドリル用
本数 | 1本の距離 | ペース(sec/100m) | |
X | |||
X |
コメント