トライスロンレース初挑戦者向け練習量ガイド

トレーニング理論

海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

いつかは出てみたいトライアスロンレース。その夢を叶えるために具体的にどれくらい練習すれば良いのか?

そんな悩みを持つあなたへの指針になればと思い、有名な Youtubeチャンネル GTN の英語動画の内容をまとめました。

私が始めた頃はあまりこのような有益な情報はなく手探りで練習してました。良い時代になりました。

あと私も少しコメントを加えてます。(邪魔だったらゴメンなさい)

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準備期間は 10-12週間

1年中トレーニングが理想ではありますが、準備期間に最低でも 10-12週間欲しいところです。

それより短いと完走できないという訳ではありませんが、リラックスして自信を持ってレースに臨むにはこれくらいの練習期間が必要でしょう。

私は2月から30週間以上トライスロンの練習をして9月の村上(ショート)が初レースでした。

スイムはOWS初経験で超苦戦しましたが、バイクとランで挽回して無事時間内完走しました。

スイム20% バイク50% ラン30%

科学的な根拠がある訳ではないけれど、練習時間の配分としては、スイム 20%、バイク 50%、ラン 30% を出発点として考えると良いでしょう。

例えば練習を週6回、水泳2回、バイク2回、ラン2回、の場合、スイムは1回30分、バイクは60分、ランは40分、とします。

でも、例えば水泳経験が豊富で自信があるなら、スイムの練習時間をバイクやランに回す等の調整をしましょう。

初レースを快適に完走することが目的であるならば、得意のパートを伸ばそうとするよりは苦手なパートの練習を多くするべきです。

私、コロナ明けてからだいたいスイム10%、バイク50%、ラン40%。

なのに順位はスイムが一番良い時があったりします。

基礎体力向上を最優先

初レースを無事完走することが目標であるならば、どれくらいの強度で練習すべきか、という話は忘れましょう。

基礎体力を向上させることが最優先です。体力のベースができるまでは次のレベルにはいけません。

ハードに練習したい誘惑に負けぬよう。

心肺は十分強いランナーが初挑戦のスイムやバイクで何度か高強度でガーッと練習して肩や膝を痛めるのはよくある話。

最初は高価なギアは必要なし

最初からローンを組んで高価なギアを揃える必要はありません。

以下、主要なアイテムを紹介します。

<バイク>

快適で安全に移動できるものなら何でも良いです。
ロードバイクにエアロバー (tri bar) を取り付ければ空気抵抗を低減できます。

<トライスーツ>

必須ではありません。私 (動画で話している人) は初レースでは speedoの水着とTシャツを着てました。
ただ、トライスーツへの投資は価値があります。バイクでお世話になる尻パッドは大き過ぎずスイムやランで邪魔になりません。

<ヘルメット>

特別なものである必要はありません。安全であればOK。

<スイムキャップ・ゴーグル・ウェットスーツ>

当たり前ですが必要です。
屋内スイムや酷暑の場合はウェットスーツは不要です。

<バイクシューズ>

ランニングシューズでバイク漕ぐことは可能です。

<補給食>

競技を行うにはエネルギーレベルを高く保つ必要があります。
自分に合った補給食を見極めてストックしてください。

私はロングを何度も完走していますが、未だにロードバイクにエアロバーを後付けして乗ってます。

ウェットスーツ、日本のレースで着用不要になった話を聞いたことがありません。浮力も得られますし、必須と考えておきましょう。

エアロバー、トライスーツ、ウェットスーツについては別の記事がありますので、そちらもご参考ください。

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