中央大学水泳部監督の高橋雄介氏によるクロールのフォームについて書かれた本。この方は中央大学を指導して全日本学生選手権で11連覇に導いています。
トライアスロンを始めた当初はYouTubeで動画観てフォームを学んでましたが、やはり体系的に学ぶなら本の方がいいと思い、 Amazon で絶賛されているこの本を購入。
写真や図解が多くとても分かりやすかったです。本の概要を後述してますが、文章だけだとよく分からないですよね。
25mをラクに泳げたら中級者、としており、初心者向けの内容となってます。私も初心者脱出するのにこの本に大変お世話になりました。
なお、この続編に DVD付きのクロールが速くきれいに泳げるようになる! が出ており、こちらはDVDが付いてます。
本の解説読んで動画観てイメージを焼き付けてプールや海で練習、てのが良いのではないでしょうか。
ストリームライン
- 手のひらを下向きにして重ねる
- 両腕で耳を挟み、肘はなるべく寄せる
- 頭を上げない、下げすぎない
- 顎を自然に引く
- 腰やお尻が「く」の字に曲がらないようにする
- 膝を伸ばす
- 両膝が離れないようにする
- 足首を伸ばす
キック
足首を内側に向けると、足の横幅を利用して水をより多くキックできる。
エントリー
人差し指から入水して泡がつかないようにする。
ストレッチングタイム (グライド)
- ストレッチングタイム (グライドのことを言ってます) になるべく前方に体重を乗せる。そしてこの間に手先の泡を取る。
- 肩甲骨から腕を伸ばし、なるべく遠くの水を捉える。
キャッチ
手先を軽く丸め込み、肘を残してサッカーボールを転がす感じで水を掻く。
プッシュ
後方へ押すように掻く、としか書かれてない!ここが一番進むところなのに。。
リカバリー
肘から先の力を抜いて自然にエルボーアップすればOK。意識しすぎると水中での動作が疎かになる。
息継ぎ
- 肺の空気のうち 80%を吐いて吸えばよい。
水中で緩やかに30%ほど吐いて、顔が水上に出たら50%ほどパッと吐く。そしてすぐに吸う。 - 頭を寝かせたまま顔半分・口半分だけ水上に出して鋭くパッと息を吐くと、一瞬口の周りの水がどけられる。その間にすばやく吸えば良い。
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