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荷物・ウェア
今回、登山家メンバーのアドバイスをもらって荷物を揃えました。
体力に自信がない人は30Lのリュックでフリースとか行動食とか多めに持っていくと良いでしょう。
- 20Lのリュック
いつも帰宅ランで使っているバックパックです。
30Lが理想でフリースのような防寒具が入るのですが、持ってないので仕方ない。
- 登山靴
以下、あくまで私の感想です。
富士登山なら、防水加工のトレランシューズが最適だと思います。
他の低山の登山でも活躍します。
トレッキングシューズは頑丈ですが、富士登山であればそこまで頑丈でなくても大丈夫です。
ただ、ハイカットであればゲイター(レッグカバー)と組み合わせると下りで小石や砂が入りにくくなるのはポイント高いです。
そういや最近はトレッキングシューズの出番ないな…。
なお、スニーカーは止めましょう。
底が柔らかすぎてゴツゴツゾーンで足がすごく疲れてしまいます。
また防水加工してないでしょうから雨が降ったら悲惨です。
防水と言えばゴアテックス!
- 登山ウェア
夏の富士山であれば専用のウェアは必要ありません。
ただし防寒はきちんと対策してください。登山開始時から長袖を着ましょう。
私は8月下旬に登ったのですが、五合目で15℃、頂上で9℃でした。
強風や降雨があると体感温度はもっと下がります。
行動中はまだ良いのですが、疲れてちょっと小屋のベンチで腰を下ろしているとすぐ体が冷えます。
なので、体力がなくて休憩が多い人ほどキッチリ防寒対策をしましょう。
私は、
アンダーシャツ
化繊長袖
普段ランで履いている化繊ハーフパンツ
で登り始めて、標高が上がって寒くなってきたら、
ラン用化繊Tシャツ
ウインドブレーカー
を足しました。
後述しますが、これに加えてレインウェア上下も持参しており、必要に応じて更に着込める準備はしてありました。
アンダーシャツは使ってみると分かるのですが、快適度がかなりアップします。
アンダーと言えばミレーのメッシュが有名ですね。
見た目はアレなんですがすごく評判良いです。
今使っているアンダーを買った後に知りました。次はコレ買おうかと思ってます。
- 行動食
菓子パン2個とレーズンロール6個を用意。でもレーズンロールが丸々余りました。
登山時間が短い人はそんなに必要ないみたいです。
足りなかったら割高ですが小屋で買えますしね。
- ドリンク
ペットボトルお茶600mlを4本。でも2本も余りました。
順調にいかなかったとしても3本あれば十分かも。いざとなったら小屋で買い足せます。
- サングラス、帽子、日焼け止め
富士山の山頂は平地より紫外線が1.4倍も強いそうです。
日焼けは体力消耗に繋がるので対策しましょう。
- レインウェア上下
下山時に軽く雹が降ったり長時間大雨に叩きつけられたりしましたが、結局使いませんでした。
でも防寒着を持っていかなかったので(リュックが小さくて入らない)、防寒にも役立つレインウェアは次回も持っていこうと思います。
- お金 (硬貨含む)
食べ物、ドリンク、トイレ、どれもお金がかかります。
トイレは硬貨で支払う必要があります。100円玉を10枚持って登山開始すれば良いかと。
ちなみに私はトイレも使わなかったので、現地で払ったのは出発地点のコインロッカー600円と入山料1,000円のみでした。
- 地図
家から持参しなくても、登山時に入山料1,000円払うともらえます。
まあ山開き中で日中なら迷わないとは思いますけどね。
ただ、唯一注意すべきは下山の八合目の分岐です。
吉田五合目に戻るには左の黄色の方に降りましょう。
- バックパックカバー
下山中に大雨が降ってきたときに重宝しました。
軽いしかさばらないので持参しましょう。
私はノーブランドのものを使ってますが、このノースフェースのものが高評価だったので紹介しておきます。
なるほど普段使いもできるのか。
- ヘッドライト
日中のうちに登って降りるから不要とは思いましたが、万一用にと登山家に言われたので。
まあ夜にサンルームでバイクをいじる時に暗くて不便だったし、もしかしたら将来夜も走るようなトレイルのレースに出るかもしれないと思い、これを機に買っておきました。
詳しくないけれど色々ググってレッドレンザー LEDLENSER が良いだろうと判断。
上位モデルNEO9Rと中位モデルNEO5Rで悩みましたが、公式サイトのチャットで相談したら、NEO5Rでも低速移動で明るさを調節すれば一晩使えると回答いただいたので、NEO5Rを選択しました。
- 下山後の着替え・サンダル
雨が降ることを前提に考えて、靴を含めて登山中の服装は何1つ使えないと考えておきましょう。
帰りのバス待ちが結構寒いので、ウインドブレーカー+靴下+サンダル の服装がオススメです。
- 大きなゴミ袋、ビニール袋
汚れたものを入れるのに使います。リュックが丸々入る大きなゴミ袋も用意しておきましょう。
- 帰りのバス内での飲料・食料
新宿駅まで渋滞なしで2時間半かかります。
ロッカーに置いといて、帰りのバスの中で食べる用です。
- ゲイター (レッグカバー)
前回の富士登山の時に、下山時に土埃や小石が入らないようゲイターを勧められて購入して使ったのですが、ローカットのシューズでバンバン駆け降りるから結局入ってきます。
一応持っていきましたが使いませんでした。ただのお荷物。
- 汗拭きシート
帰りのバスや電車で周りの人への気遣いですね。でも下山後グッタリで使いませんでした…。
バス日帰り富士登山でトレーニングしよう!
こちらの記事とご自身の体力レベルを照らし合わせて、ご自身もいけそうならバス日帰り富士登山に挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回、心拍計を着けて登山したのですが、hrTSS (心拍数をベースにした疲労度) が30km走の時より1割ほど高かったです。
とても良いトレーニングになりますよ!
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