便利なロングアーレンキー

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海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

アーレンキーといえば携帯できる手のひらサイズのものを使っている方が多いと思いますが、それに加えて長い大型のロングアーレンキーを持っておくとメチャメチャ便利だよ、という記事となります。

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アーレンキーとは

アーレンキーは六角レンチとも呼ばれます。というか六角レンチの方が正式名称で、アーレンキーという呼び名は通称です。
アメリカの工具メーカーである Allen Manufacturing Company がこれを発案したのが由来です。
なぜか自転車業界では六角レンチよりもアーレンキーと呼ぶ傾向があります。

サドル、シートポスト、ハンドル、ステム、エアロバー、ボトルケース、ディレイラー、ワイヤー、等など、使用場面は非常に多岐に渡り、スポーツ自転車のオーナーであれば必須の工具です。

狭いところにロングアーレンキー

手のひらサイズのアーレンキーだと、狭いところに刺しても360度回せなくて、180度回しては抜いて180度回しては抜いて、というのを繰り返したりすることがありますよね。
それがロングアーレンキーだと、突き刺してグルグル回せます。

エアロバーはポジション調整やらバーテープ交換やらで結構いじることが多いのですが、この部分が正にその事態に陥っておりストレスでした。
ですが、この取っ手のあるロングタイプを使うことでグルグル回せるようになりました!

回すのがラクなロングアーレンキー

手のひらサイズのアーレンキーは指の力で回します。指の筋肉なんてすごく小さいのですぐ疲れてしまいます。
トライアスロンでは疲れないように大きな筋肉を使えという理論の真逆ですね。

一方 ロングアーレンキーは、グリップを持ち手のひら全体を使って回します。
なのでロングアーレンキーの方が疲れません。

オーバートルクに注意!

ロングアーレンキーはラクにネジが回せるため、ついつい締め過ぎてパーツを壊してしまいがちです。
私も最近エアロバーの取り付け部分を割ってしまいました・・・。
ちなみに先ほどの写真のエアロバーはその犠牲者です。

この悲劇を防ぐには トルクレンチを使う必要があります。
どのくらいの力で締め付けているのかが分かるレンチです。
パーツの説明書によく 6N・m とか書かれてるけど、力加減が全然分からないですよね。もう機械に頼るしかありません。

これはまた別の記事にしようと思います。

必要に感じたら 1本買ってみよう

無くても何とかなるけど、あると便利なロングアーレンキー。
狭いところでグルグル回すのに疲れたあなた、1本買ってみるのはいかがでしょうか。
私 5mmしか持ってないから、4mmも買おうかしら。

なお、安物レンチは精度が高くないため六角穴を舐めてしまうリスクがありますので、取り扱う際はご注意ください。
高額なバイクのオーナーであれば、安心と信頼の PBスイスツールズのアーレンキーを選ぶのがいいかも知れませんね。
購入時には太さを間違えないよう注意

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他にも持っておくと良いアーレンキーを紹介しております。

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