アーレンキー(六角レンチ)、100均の安物や何ならIKEAで組立家具買うとついてくるようなやつと高級なものの違いはなに?という疑問を持つ方へ、精度の高いアーレンキーについてお話しします。
アーレンキーとは
アーレンキーは六角レンチとも呼ばれます。というか六角レンチの方が正式名称で、アーレンキーという呼び名は通称です。
アメリカの工具メーカーである Allen Manufacturing Company がこれを発案したのが由来です。
なぜか自転車業界では六角レンチよりもアーレンキーと呼ぶ傾向があります。
サドル、シートポスト、ハンドル、ステム、エアロバー、ボトルケース、ディレイラー、ワイヤー、等など、使用場面は非常に多岐に渡り、スポーツ自転車のオーナーであれば必須の工具です。
高精度のアーレンキーに感動
私も最初は100均とかホームセンターで買うような安物アーレンキー等を使ってました。
で、ある時に友人から高級なアーレンキーを使わせてもらう機会があったのですが、これが全然違う!
遊びがありません。強度も高いみたいで、キッチリ緩めたり締めたりできます。
精度が高いというのはこういう事か、と肌で感じることができました。
その後に激安アーレンキーを使ってみたら、何だかユルユルで、これだといつか六角穴を舐めてしまうのではないかと不安になりました。
友人にこれを買っておけば間違いないと言われ、もうその日の夜に Amazonで友人のと同じモノをポチりました。
PB SWISS TOOLS / PBスイスツールズ というメーカーのもので、後で調べてみたらアーレンキーに限らずドライバー等の他の工具でも軒並み評価が高いことが判りました。
ボールポイントが便利
あと、この PBスイスツールズのアーレンキーは L字の長い方の端がボールポイントとなっており、ある程度までは斜めからでも締めることができます。
これがなかなか便利で、狭くて真っ直ぐアーレンキーを刺すのが難しいところを締めるときに威力を発揮します。
ボールポイントで斜めから 8割くらいまで締めると結構ボルトも奥まで入るので、多少狭くても L字の短い方を突っ込めるようになり、逆の端の六角形の方を刺して最後まで締めて完了。ラクチンです。
携帯するのは 3, 4, 5mm
一番使うのは 4mm。あとは 5mm、3mm くらいですね。
なので私は 3, 4, 5mm を小さいジップロックに入れて携帯してます。
この 3本で出先で困ったことはありません。
8本入りじゃなくてもいいかも
私が買ったのは8本入りですが、携帯する 3本を除く 5本の出番はあまりなく、一番細い 1.5mm や一番太い 10mmは使った記憶がありません。
なので、8mm と 10mm を除いた 6本セットを買うのも良いかも知れません。8mm、10mmが必要になったらその時に買い足すという作戦です。
まあそういう二度手間がイヤな方は 8本セットを買っておけば間違いないです。
私が買ったのは 212H-10RB です。
8mmと10mmを除いたものが 212H-6RB です。
他にも持っておくと良いアーレンキーをご紹介しております。
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