マラソンよりトライアスロンの方が全然キツくないと思うワケ

その他

海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

トライアスロンってどれくらいキツいの? フルマラソンと比べてどうなの?
と考えているあなたへ、トライアスロンの方が全然キツくないと私が考えている理由をお伝えします。

スポンサーリンク

ランは3種目の中で一番負荷が高い

ランは 体重を100%脚で受け止め続ける競技ですので、実はとても負荷が高いです。
脚への衝撃は体重の3倍になるとも言われてます。

スイムもバイクも、体重の3倍の負荷がかかる瞬間なんてそうそうないです。

また、スイムはひと掻き、バイクはひと漕ぎすれば、惰性で前進しますが、ランはそうはいきません。
ランは着地という行為が必要であり、ここで惰性が殺されてしまいます
この惰性を殺さないようなランニングフォームを目指しますが、ゼロにはできません。

トライアスロンは負荷が分散される

以下は 2022年 Ironman World Championship (KONA) を優勝した Gustav Iden のレースタイムと、各パートにかかった時間の割合です。
ランが占めるのは全体の 1/3程度です。

S 3.8km 0:48:23 11%
B 180km 4:11:06 55%
R 42.2km 2:06:15 34%
計 7:35:44 ※トランジションは含まず

スイムの推進力は腕がメインです。
腕が7、足が3、とよく言われてます。

バイクとランはどちらも脚を使って進みますが、筋肉の使われ方が違います。
先ほど述べた通り、ランでは着地時の衝撃を受け止めるために大腿四頭筋が使われます。
一方、バイクでは時計の9時から3時辺りの角度でトルクをかけるのに使われます。

このように、3種目をやることで負荷が分散されます。

なので、トライアスロンとラン単体を同じ時間だけおこなった場合、ランに使用する筋肉の負担は、トライアスロンの方がずっと低い訳です。

トライアスロンのランはスピードが出ない

当たり前ですが、スイムとバイクで疲労が蓄積した状態で開始されるランは、ラン単体に比べるとスピードが出ません。
よって、トライアスロンのランでは着地の衝撃が弱まります。

そう、あのフルマラソンの後半に襲ってくる忌まわしき脚の痛みが、トライアスロンではそこまでキツくないんです!

あと、心肺的なキツさもフルマラソンほどではないですね。

ただただ、疲れている己の体を前進させるのみです。

瞬発力と持久力の比率が、マラソンよりも更に持久力寄りになる感じ。
競技時間が長くなるからそうなりますよね。

おそれずトライアスロンを始めよう

トライアスロンを特別過酷なものだと考えて手を出さないのは勿体ないです。

おそれずトライアスロンを始めましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました