COROS でスイムを記録する手順をまとめました。
なお、この機能は PACE 2、PACE 3、APEX 2/2 Pro、VERTIX 2、VERTIX 2S で使用可能です。
COROS は水泳の記録もできる
COROS はキプチョゲや大迫傑が着けていたりとランニングのイメージが強いですが、水泳の記録もできます。
ちなみに私が持っている PACE3 は、バイクのパワーメーター・ケイデンスセンサー・スピードセンサーとBluetooth接続できるので、トライアスロンでもバッチリ使えます。
PACE3 のレビュー記事も書いております。
バイクやランでは練習中にウォッチを操作することはあまりないと思いますが、スイムはドリルとかインターバルとか練習のバリエーションが豊富で、きちんと記録しようとするとウォッチの操作が必要です。
ただ、これがあまり直感的な操作ではないので、泳ぎ初めにスタート、泳ぎ終わったらストップ、と適当に記録している方も多いと思います。
COROS の公式サイトに操作方法の説明が書かれていますが、文字だけなので、実際に画面をお見せしながら説明いたします。
4泳法は自動で判別してくれる
4泳法 (自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ) は、COROS がセンサーで自動で判別してくれます。
この時に設定をレギュラーモードにしておく必要があります。
と言っても、最初はレギュラーモードになっているので、意識して設定している人はいないと思いますが。
ただ、レギュラーモードではキックやスカーリング等のドリルは正しく判別されず、自由形とかに分類されてしまいます。距離も不正確です。
例えば下図の [21 自由形 25m 4:35] は、何かのドリルをしたのですが、自由形と判別されました。
まあ確かにスカーリングは自由形の 1つではあるんだけど。
ラップボタンで 泳ぐ→休憩→泳ぐ
練習中に休憩 (レスト) を入れる時は、ラップボタンを押すとリラックスモードになります。
これで測定が中断されます。ただしレスト時間の計測は継続します。
再度ラップボタンを押すと、スイミングモードに戻り、測定が再開されます。
ドリルモードへの切替
ドリルも距離と時間をきちんと計測したい、というときはドリルモードを使用します。
以下、レギュラーモードからドリルモードへの切替方法です。
練習前に陸上でこの操作を3回練習しましょう。
①レギュラーモードで練習中に一時停止し、下にスクロールします。
➁「モード・レギュラー」があるので選択します。
③「レギュラーモード」から「ドリル練習」に変更・選択します。
④1つ前の画面に戻り、「モード・Drills」なのを確認します。
あとはいつもの通り、「続ける」を選択してドリルを開始すればOKです。
ドリルモードの距離の記録
ドリルモードで自動計測できるのは時間のみで、距離はトレーニングの後に手動で記録します。
以下、ドリルで100m泳いだ後に COROS へ記録し、ドリル練習を再開する場合の手順になります。
①ドリルで泳いだ後にラップボタンを押し、リラックスモード(レスト)にします。
➁ワンテンポ置いて、距離記録画面に切り替わります。
③泳いだ距離 (この例では100m) を選択します。
④リラックスモードの画面に切り替わります。
⑤ラップボタンを押して、スイミングモードにします。
あとはすぐにドリルを再開しましょう。
ここでドリルではなく普通の4泳法の練習をするのであれば、先に説明した「ドリルモードの切替」の操作で、ドリルモードからレギュラーモードに変更すればOKです。
COROSウォッチを使いこなそう
COROSウォッチは安価ですが、なかなかの高性能です。
スイマーで COROSウォッチを持っているのであれば、その使い方を理解して、より正確に練習記録をつけていきましょう!
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