マラソンのサブ3、サブ4、サブ5 をトライアスロンのショートディスタンスに変換するとどれくらいのタイムになるのか? が気になったので、算出してみました。
東京マラソンと横浜トライアスロンのショートで比較
今回比較に使ったのは、東京マラソンと横浜トライアスロンのショートディスタンスです。
東京マラソンの距離は 42.195km、
横浜トライアスロンのショートの距離は、スイム 1.5km、バイク 40km、ラン 10km、
です。
東京マラソンのサブ3、サブ4、サブ5 は上位何%か
まず、東京マラソンの 2019年、2021年、2023年、それぞれのサブ3、サブ4、サブ5 が完走者の上位何%なのかを調べて、その平均値を取りました。
毎年完走者数が違うのに%の値の平均値を使うのは統計学的には正しくありませんが、あくまで目安ということで。
2019年 | 2021年 | 2023年 | 平均値 | |
サブ3 | 4.7% | 4.6% | 4.9% | 4.7% |
サブ4 | 27% | 29.6% | 29.3% | 28.6% |
サブ5 | 56.1% | 56.2% | 59.6% | 57.3% |
横浜トライアスロンの順位からタイムを割り出す
次に、横浜トライアスロンの 2019年、2021年、2023年、各大会の完走者の上位 4.7%、28.6%、57.3% の方のタイムを調べて、その平均値を計算しました。
2019年 | 2021年 | 2023年 | 平均値 | |
4.7% | 2:14:16 (50位) | 2:11:11 (35位) | 2:12:10 (45位) | 2:12:32 |
28.6% | 2:35:17 (308位) | 2:34:38 (217位) | 2:32:45 (275位) | 2:34:13 |
57.3% | 2:49:02 (617位) | 2:50:53 (436位) | 2:46:43 (552位) | 2:48:52 |
以上から、
マラソンのサブ3 は
トライアスロン・ショートの 2:12+α
マラソンのサブ4 は
トライアスロン・ショートの 2:34+α
マラソンのサブ5 は
トライアスロン・ショートの 2:48+α
が相当する、
という結果となりました。
タイムに +α をつけた理由を説明します。
東京マラソンはお祭り的な要素が強く、マラソン経験がなかったり久しく走ってなかったけど当選しちゃったから参加する、といった方が一定数いると思われます。
そうなるとサブ3/4/5 の上位%は低い値となりがちです。(分母の全完走者数が大きくなるため)
なので、トライアスロンのタイムはもう少し足してもいいかもと思い、+α としました。
東京マラソンと横浜トライアスロン・ショートの優勝タイムを比較するとマラソンの方が2割ほど長いです。
これは、マラソンの方が2割ほど競技時間が長いと言い換えても良いと思います。
そんな 2つを比較するのは大した意味をもたないかも知れませんが、マラソンとトライアスロンの両方のレースに出ている方の参考になれば幸いです!
以下、参考にした情報。
東京マラソン リザルト
https://www.marathon.tokyo/about/past/2019/
https://www.marathon.tokyo/about/past/2021/
https://www.marathon.tokyo/about/past/2023/
横浜トライアスロン リザルト
https://archive.jtu.or.jp/results/2019/2019yokohama_standard.pdf
https://yokohamatriathlon.jp/wts/pdf/2021result_standard.pdf
https://yokohamatriathlon.jp/wts/pdf/2023YOK_result_SD.pdf
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