2017 宮古島トライアスロン大会 完走

レース

海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

スポンサーリンク

レース・スイムパート


昨日潮流が強く中止の可能性があるという話も出てましたが、スイム会場は風も波もなく晴天で最高のコンディション。

スイムは苦手ですが、一緒に参加していた友人が1時間以内のエリアにいたのでそこからスタート。昨日バトルの練習をしたのでまあ何とかなるだろうと。

だがやはりそう甘く無く、スタート早々にバトルに巻き込まれる。でも昨日の練習のお陰で気後れせずに泳げました。

あと海の透明度がとても高いので前の人の位置が分かりやすく、あまりヘッドアップはせずにコバンザメ作戦ができました。
一番沖に出ても海底の珊瑚礁が見えてかなり安心感があります。魚が泳いでるのも見えます。今までのレースでの水中視界ゼロとは全然違います。まるで天国。
海から上がる時、ああもう終わってしまうのか、と初めて思いました。

レース・バイクパート

レース当日朝に Garmin のケイデンスセンサーをセッティングしたつもりでしたが反応せず。ただのストップウオッチに。

前回のアイアンマンの反省を活かし、前半は30km/hを超えない作戦を立ててました。
が、周りに釣られたようで、距離表示と経過時間から割り出すとどうも30km/hオーバーしている。
まあアイアンマンより距離短いしこのままいったれ、と強気作戦に変更。

島の風が強いので、向かい風の時はルールの範囲内でドラフティング。
追い風で下りだと相当スピードが出ます。
ここで脚を温存したいのでフルームのダウンヒルを少しまねた超低頭姿勢をキープ。
するとTTポジションで漕がない選手との間隔を縮められました。

以下の点がフルーム型とは異なります。

  • トップチューブには乗らず腰はサドルの位置。尿道が痛まないよう腰は少し浮かせる。
  • 頭を前に突き出さない。ただしステムに顎が当たらない程度まで頭を低くする。
  • ペダリングをしない。脚でフレームを挟むようにし抵抗を減らす。
  • 安全のため他のライダーから十分に間隔を空ける。

練習で編み出した姿勢です。これで結構安定します。
写真の青線のとおり、頭が背中とほぼ同じ高さまで下がってます。
腰を浮かせるので支える脚は多少疲れますが、ペダリングとは違う筋肉なので大丈夫です。

そして、、、40kmあたりから左膝が痛くなり始めました。
前回もバイクの最後は左膝が痛くなりましたが、今回は痛くなるの早すぎる。練習でもこんな事ない。
でも前回のアイアンマンの180kmよりも20km以上も短いし何とかなるだろうとポジティブに。やはり一度ロングを経験してるのはデカいです。
最後はタレてしまいましたが、リザルトをみたら平均29km/hは出せてました。

レース・ランパート

最後のラン。
走り出しは真昼間で暑い。4月ですが蝉も鳴いてます。
あと結構バイクで頑張ったのであまりランの体力が残ってません。
左膝の痛みもあるし、抑えめにスタートしました。

すると、ものすごく抜かれまくる。
最初の10kmは抜かれるばかりで 1人も抜いた記憶がありません。
バイクを飛ばした結果、周りが自分よりレベルの高い人だらけになったようです。

左膝の痛みは不思議と10kmほどで収まりました。これがトライアスロンの不思議なところ。
でも下りでスピード出すとやはり痛いので無理はしない。目標は完走ですから。

最初はキロ6分台をキープしてましたが、段々とペースダウン。
今回はランの練習量が少なかったし仕方がないのかな、という弱気も出てきます。

そうしていたら、25kmあたりで他の方に声をかけられました。宮古はゼッケンが出身地順なので、同郷だと分かったそうです。

今までどんな練習をしてきたかとかどんなレースに出たとかを話しながら並走ラン。心肺は苦しくないので会話は可能。

そうしているうちに気づいたらキロ6:30あたりまで復活している!

そう言えばアイアンマンの時も最後の10kmはキロ5分台まで復活しました。あの時のキッカケは、市街地の熱狂的な応援に乗せられてスピード出して、そのままキープできました。人間の心とカラダは不思議なものです。

その方はふくらはぎが攣りそうとのことで、7kmほどで並走終了し単独ランに戻る。
そこから少しペースダウンしてしまいましたが、それでも並走前より全然進めます。

最後は競技場に入りトラックを周ります。何と予想外の日没前。
前に多くの応援団と一緒にゴールしていた方がいて前がつかえ気味。
こういう時はゆっくり待ってから独りでゴールするものですが、俺は俺のタイミングでゴールするんだ!と待つことなく集団の直後にゴール。
まともに写真撮られてないかも知れないけど、まあいいや。
前回のロングから成長が感じられる、会心のレースでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました