東京体育館で全身持久力測定を受けてきました。
たったの 1,650円です!激安!
※こちらはコロナ前に私が受けた時の価格です。2023/8/1 より 2,470円 になりました。それでも他施設と比べると激安です
測定してくれた方によると、使用器具もスタッフの質も病院や大学のものと全く変わりがないとのことでした。
直接法と間接法、どちらにする?
直接法と間接法の2種類がありますが、ぜひ直接法を選びましょう。
VO2max(最大酸素摂取量)やAT値(無酸素性作業閾値)を測定してくれます。
ただ、この格安の測定を受けるには電話予約合戦に勝たなければなりません。
なお、「直接法」でググると某ホテルで 20,000円で受けられるという情報がありました。まあ全く同一の測定方法かどうか分かりませんけど。
でも多分相場はこれくらいするんだと思います。てな訳で予約頑張りましょう。
前日はハードな練習を控えよう
まず最初にヒアリングがあります。運動経歴や今の能力を伝えました。
で、どの位のレベルまでいきたいの?とズバっと言われたときはドキっとしました。
結構本気で競技に取り組んでいる人達が測定しに来るんでしょうね。
その後に身長、体重、血圧を計測。
前日のタバタプロトコルの疲れからか血圧の上が140を超えてしまい再計測。深呼吸を繰り返し何とか139まで落ちてくれて計測にすすめました。
140以上だと計測できなかったかも、と言われました。セーフ。
測定前日はハードな練習は控えましょう。
エルゴメーターで計測ならビンディングの形状を事前確認しよう
測定はトレッドミルと自転車エルゴメーターのどちらかを選びます。私はエルゴメーターを選択。
なお予約取れた時にビンディングシューズあるなら使えるから持ってきてください、と言われて持参したのですが、私のシマノのSPDは形状が異なっていて嵌らず、その場で通常のシューズをレンタル(数百円)して使うことになりました。
あのペダルはMTB用だったんだろうか。電話の時にもう少しちゃんと確認しておけばよかった。レンタル代は無駄な出費でした。
計測
体に電極を貼り付けて、呼気マスクを装着し、白衣を着ている数人に囲まれながら数分エルゴメーターの上で数分静止して(しゃべるのもダメ)、心と体を落ち着けます。
なんかエリートアスリートみたいで気分が高揚。
そしてスタート。
ペダルがどんどん重くなっていく中、ケイデンス70をどこまでキープできるかを計測します。
最初は余裕ですが徐々にキツくなっていきます。
当日は脚が疲れていたようで呼吸より脚がキツく、途中から体重を乗せて漕ぎました。といってもいつものTTポジションと違うのでうまく力を伝えられない。
なんてこと(言い訳?)を考えつつ粘って粘って、それでもペダルの重さに耐えられなくなり終了。
最後にアドバイスをいただく
最後に測定結果を見ながら健康相談員の女性の方が解説をしてくれて、今後の練習方針についてアドバイスしてくれます。
私の場合は下記のとおりとなりました。
- ATトレーニングを週1回行う
※ AT: Ananerobic Threshold の略。無酸素性作業閾値。有酸素運動から無酸素運動へ切り替わる変換点を指す。 - タバタプロトコルは続ける
- コアトレーニングを取り入れる
私は体重の割には出力(ワット)は大きい方だけど AT値がかなり低いので、心拍数130で60分以上の運動を週1回取り入れた方がよいとのことです。
この時に、最近タバタプロトコルばかりやっているからかも、と伝えたら、なるほどね、と。何と田畑教授とお友達でした。後で調べたらこの方自身も本を出されてました。
いかにこの施設の測定がガチな人向けなのかが垣間見えました。
ちなみにタバタプロトコルに取り組んだ時の記事はこちら。
あと後半に体重を使って漕いでいたが、それは体幹が弱い証拠だから、体幹がブレないようコアトレーニングも取り入れるようにとも言われました。
最近測定に来る方々はとても頑張っている、自分で身体のことや練習方法を学んで研究している、とおっしゃってました。
なかなか嬉しいことを言ってくれるなあ、と思っていたら、私が見てた学生なんて言われたことしかやらない、才能だけでインターハイ位までいっちゃうんだけどそこから伸び悩むのよねえ、と。
いやそっちの方がすごいんですけど。。
感想
とても楽しく貴重な機会でした。
自分の弱点がATが低いことなんて知りませんでした。アドバイスに従い練習してレベルアップしたらまた計測しにいきたいと思います。
私は心拍を測るのに、バイクでは Garmin の電気式、ランでは Wahoo の光学式のハートレートモニター(HRM)、を使ってます。
電気式の方が正確なんですが、胸に巻くので(いわゆる乳バンド)、ランだとズレ落ちてしまいストレスなので、腕に巻ける光学式も買いました。
2つも買いたくない、という方は、まずはバイクでもランでも使える光学式の心拍計を購入するのが良いのではないでしょうか。
私がトライアスロン始めたころは電気式しかなかったのに、今やスマートウォッチ本体に光学式の心拍計機能がついてるのが当たり前。技術革新はすごいですね。もっとやれ。
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