アスリートに好まれる鶏むね肉ですが、私が試行錯誤を繰り返して編み出した鶏むね肉の低温調理についてご紹介します。
なお、味を落とさない範囲で手間を削る点に重きをおいてます。
トライアスロンは練習時間が長いので、タイパ(時間対効果)はとても重要です。
アスリートに好まれる鶏むね肉
最近は筋トレブーム、ボディメイクブームもあり、鶏むね肉に注目が集まっています。
もう皆さんもご存じかと思いますが、以下に人気の理由を挙げておきます。
- 低脂質で、体脂肪がつきにくい
- 高タンパク質で、筋肉をつくる材料になる
- 安い
トライアスロンで使われる遅筋は鍛えても太くはなりませんが、筋肉なのでタンパク質が必要なのは速筋と同じです。
また脂質はエネルギー源にもなりますが、普通の食生活であれば十分過ぎるほど摂取できるので、低脂質を心掛けるくらいが丁度よいと考えてます。
ですので鶏むね肉はトライアスリートにも非常に良い食材と言えます。
以下、調理方法について解説していきます。
まず大量購入
2枚パックよりも3枚パック、3枚パックより4枚パックの方がグラム単位が安い事が多いです。その場合は単価が安くなるよう大量に買いましょう。
そうでなくても大量に買いましょう。買物の回数を減らして時間効率を上げるためです。
自分にとってどれくらいが「大量」なのかは最初は分からないので、様子を見ながら徐々に増やしていくといいです。
調理の流れ
調理の流れは以下のとおり。
- 利き手でない方にビニール手袋をはめる
塩と胡椒を擦り込むのにラクです。
- 鶏皮を剥いで一口大に切ってジップロックに入れる(捨てずに冷凍)
鶏皮は別で調理します。なので食べやすく一口大にしておきます。
- 鶏皮を2つにおろして薄くする
- カットした面をフォークでたくさん穴を開け、塩コショウを振って擦り込む
以前は両面に対しておこなってましたが、片面でも(私の味覚では)味が落ちないことに気づきました。
あと鶏むね肉は表面にヌルヌルした筋膜があり、ここに塩コショウを擦り込むのはやや面倒です。
以上の理由より、私はカット面のみこの処理をしています。
時短に貢献。
- 鶏むね肉をサイコロ状態にカットしてジップロックに入れる
私は 1L の袋に鶏むね肉 3枚分を入れてます。
ここで、買ってきた全ての鶏むね肉の鶏皮を剥ぎ、本体をカットします。
大量に捌くので時間がかかりますが、2回とかに分けるよりタイパが良いです。タイパは正義。
- 鶏むね肉 1袋をホットクックで低温調理
我が家のホットクックの場合は下記のメニューで調理開始!
「手動で作る」→「発酵・低温調理をする」→「62℃」→「2時間」
2時間はやや長い気がしますが、その1つ下の1時間だと短いと感じてます。
最新のホットクックだと 90分とか選べるんだろうか。
- 残った鶏皮と鶏むね肉は冷凍
鶏むね肉は後日解凍してこの手順で調理すればOKです。
鶏皮については後述します。
- 調理完了後は早めに冷蔵
調理完了したらまず 1口食べてみてください。できたては本当に美味しいですよ!
その後は早めにタッパーに移し替えて冷蔵してください。
私、夏の日に調理したことを忘れてしまい 1日放置、翌日ジップロックを開いてみたら悪臭がして廃棄してしまったことがあります。
食べ物を大事にしろと言われて育ったので断腸の思いでした…。
鶏皮は茹でて調理
鶏皮は脂質が多いため、食べるとオーバーカロリーになって体脂肪が増えてしまうことが多いです。
それを理由に捨てる人がいますが、私は何でも残さず食べる主義なので食べます。
とはいえ脂質は避けたいので、冷凍庫に鶏皮が溜まってきたらこれをまとめて油を抜く調理します。
調理法はとても簡単で、鍋に水を張って湯を沸かしてそこに放り込んでグツグツ煮るだけです。
鶏皮は冷凍のままでも構わず鍋に入れてます。
その場合は最初は皮同士がくっついてるのを菜箸で剥がすと良いです。
途中、油が浮いてくるので、オタマですくって捨てます。
この作業でカロリーが半分くらいまでになるそうです。
ここで出てくる油は鶏油(チーユ) といって特にチャーハンをつくるときの油として使うと美味しいのですが、我が家はそのような料理をすることがなく、捨ててしまってます。
これも勿体ないんですけど今のところ活かし方が分からない。
あとはこれをゆずぽんかけて食べると美味いです!
息子もこれ好きで食べてくれるので助かる。
ホットクックが超便利
最初は炊飯器を使った調理法しか知らずにそれを続けていた時期があったのですが、当然ですが調理中には米が炊けず、妻によく文句を言われてました。
その後にホットクックの低温調理方法を研究して今に至ります。
鶏むね肉の低温調理に限っていえば炊飯器での調理方法を極める方法もありますが、ホットクックはそれ以外でも大活躍します。
つぶあんなんて水とあずき入れてピッピッとボタン押すだけです。
無水調理なのでカレーはすごく美味しいですね。
あと調理中に目を離していいというのも大きい。
土鍋での炊飯と炊飯器の違いと言えば伝わるでしょうか。
調理家電としては高額なので躊躇すると思います。我が家もそうでした。
ですが、調理中に目が離せる = 使える時間が増える、と考えると時間を買っているようなものだということでエイっと購入。結果、大満足です。
まさかこれを鶏むね肉の低温調理に使うとは思いませんでしたが。
迷っている方は、購入することでその迷っている時間が終わり、そして時短生活が始まりますよ!オススメです!
最新のカラーはブラック。
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