レース・スイムパート
2km x 2周のコースです。
松田氏とグータッチをしたまま移動せず、インコースでスタートしてしまった。これが大失敗。
インコースはすごい密集するのでバトルは避けられません。
1周目はずっと他の選手とぶつかり合いながら泳ぐ。ウェット着て泳ぐの 3年ぶりでこれはキツい。
DNF が頭をよぎるが耐え続け、1500mくらいでようやく落ち着きました。
2周目はバラけたのでストレスなし。でも後で確認したら 1周目の方が3分以上も速かったです。
1周目はインコースに閉じ込められていたので距離のロスが少なく、また密集が続いたのでドラフティング効果が大きかったのでしょう。
でもツラ過ぎたので次はインコースは避けよう。
トランジションでワセリンを塗り忘れてバイクスタート。バイクの最後の後は擦れてすごく痛かった…。
皆さんワセリン塗り忘れないよう工夫しましょう。
レース・バイクパート
アップダウンが多いのに 190km。間違いなく過去最高の難易度です。
前半に出てくる噂の Z坂で周りの選手とキツいっすねえ、と話したりしてキツさを紛らわす。しかし登ると左手に見えてくる海は絶景!
ただ、Z坂単体だけであればそこまでキツくありません。このコースのキツさは長めのアップダウンがたくさんあることです。
五島も坂が多かったですが、急坂があっても短く、またそのほとんどが登り→下りでセットなので、下りの勢いを使うと直後の登りがかなり楽になります。でも佐渡はそれができない。
また、私は練習がローラー中心で、かつ自宅周辺は平坦ばかりなので、坂はニガテです。
こんなコースで単独走は心が折れると思い、なるべく前の選手に食らいつくようにしました。
バイクの登坂では前に選手がいるとすごく楽です。精神的なもので、これはプロでも同じ。
そのせいでオーバーペースな感覚はありましたが、アップダウンが多くて巡航速度がよく分からないし、パワメも持っておらず、ペースを測る指標がない。
結果、7時間半の予定が 7時間でバイクフィニッシュしました。
速いのは嬉しいんだけど、ランが厳しくなりそうで怖い…。
あと、190km といつもの 180km より 10km長いのが、やはりキツかったです。
レース・ランパート
7kmのコースを6周。例年とコースが違ったみたいです。
まだ午後2時台でランスタート。日差しが強いくて暑い。
何故かサンバイザーをトランジションバッグに入れなかった自分を呪います。
暑いくせにややハイペースで突っ込んでどんどんペースダウンしていくいつものパターン。
もうこれは仕方がない。
2周目しばらくして、周回時に手首につける輪ゴムをもらってないことに気づき、輪ゴムをもらえそうなところまで逆走。でも見つからない。
その辺りの係員の方に話したところ、観戦者の方から、輪ゴムは必須じゃないよ!と教えていただく。輪ゴムは GPSウォッチ持ってなくて周回数が分からなくなる人向けなんですかね。
少々タイムロスしてしまった。
同じところを周回するのは景色が変わらなくてツライと思いきや、日が暮れて夜になる景色の移り変わりがあるので飽きることはありませんでした。
あと知り合いと会えるのがいいですね。
抜いてきた人がランが超速い大学の先輩である事に気づき、声がけして少し話しながら並走もしました。
おそらくその時はあちらがペースダウンしてくれてキロ5分くらい。それでもこちらは 30秒ももたず。
他にも、相部屋の方々、昨日キッズ大会で会った方、元同じ会社の方、ともすれ違いざまに励まし合いました。
エイドにはスティックタイプのスポーツ羊羹がありました。これレース前に買いこんで今ポケットに入れてるのと同じだ。
何となく損した気分になり、バナナをメインに補給。
あとラン後半には、リーダーさんから前日いただいた芍薬甘草湯を時々摂取してました。
足の攣りやこむら返りに即効性があるそうで、大量に持ってきて部屋のみんなに配られてました。
これが無かったらもしかしたら脚攣りトラブルあったかも知れません。ありがたい。
日もとっぷり暮れて気温が下がり、Bタイプを終えた相部屋の方々の応援を受けながら、最後に回復する謎現象が今回も発動し、ラスト 1周はどんどんペースアップしていき残りの力を振り絞りフィニッシュ!
アストロマンになることができました。
終わってみれば、バイクのタイム貯金が効いて、想定以上のタイムでゴールすることができました。
ゴール後
ランで出会った大学の先輩が既にゴールしていて、私を見つけてくださり、FINISHER のパネルの前で写真を撮ってくださいました。
疲れ切っていてこの写真を撮るの忘れてました。ありがたい。
バイクをピックアップして場外に出た辺りで、松田丈志さんゴールです!という大きなアナウンスが聞こえてきました。つまり、まさかのオリンピックメダリストに先着!
なお彼はスイムは 90秒も差をつけてブッチギリ 1位。
バタフライが強い競泳選手だったのにやはり別格でした。
トランジションバッグに入れていたスマホを見たら、妻からLINEで 私のゴールシーンが TVに映っている動画が送られてきていてびっくり。
電話をしたら、Youtubeライブ中継していたのを観てたそうです。良い思い出になりました。
宿に戻って部屋の方々と佐渡テレビで他のメンバーのゴールを見届け、最後に時間制限がきてレース終了。
いつもこの瞬間は完走できなかった選手の事を想って寂しくなってしまいます。
自分もトラブルが起きて完走できないなんて十分あり得ることですからね。
今回も新しいトライアスロン仲間がたくさんできて、一生の思い出ができました。
次回も遠征先では知らない方々との相部屋がいいかも!
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