トライアスロンのほとんどの大会ではスイムでウェットスーツを義務付けられています。ただ、ウェットスーツって結構高額なので購入時に悩みますよね。
そんなあなたに、私の経験を交えてこちらの記事を書きました。
サーフィン用ジャージ素材ウェットスーツで代用できる
もしサーフィン用のジャージ素材ウェットスーツを持っているのであれば、最初はそれでレースに出るのはアリだと思ってます。
私は最初の 3年はこれでショートディスタンス・ミドルディスタンスを完走してました。
当時はスイムが一番苦手なクチでしたが大丈夫でした。
ただ、やはりサーフィン用はトライアスロン用と比べて、以下の点が劣ります。
- ジャージ素材だと浮力がない
- 肩回りの構造がクロールに向いてない
トライアスロンのウェットスーツはゴム素材のため浮力があります。また水を吸いません。
よって裸よりも速く泳ぐことができます。
一方、ジャージ素材だと、水を吸って重くなりゴム素材ほど浮きません。
またトライアスロン用のウェットスーツは、バンザイした状態でも肩が苦しくならないように作られてます。
クロールしていると、グライド(腕を前に伸ばす)の時間が一番長いですからね。
サーフィン用は、腕を下げた状態をベースに作られてます。
両方の肩回りの写真です。トライアスロン用の方は腕を下げると脇の生地が余り気味なのが分かりますね。この差が泳ぐときに影響するのは想像できると思います。
トライアスロン用 | サーフィン用 |
ということは、サーフィン用でもゴム素材でロングジョン (ノースリーブで長ズボン) ならトライアスロンでも遜色なく使えるかも知れません。
既製品を購入するときの考慮ポイント
既製品は、サイズの情報が 身長、体重、あと胸囲くらいしかありません。
初めてのウェットスーツをネットで買うのはちょっと勇気が要りますよね。
自分の体型がサイズ表から大きく外れるようであれば店舗で買うのが無難でしょう。
店舗なら試着できるし店員さんに相談もできますので安心です。
サイズ選びのポイントは「ほど良いフィット感」です。
ガバガバだと水が入ってきて抵抗になるのでNG。
キツすぎると呼吸しづらくなるのでNG。
痩せ型だったりガッシリ型だったりすると、既製品のサイズが自分の身長や体重と微妙に合わない場合があります。
そんな時は、とにかく呼吸のしやすさを考えて、1. 胸囲、2. 体重、3. 身長、の順にフィットするものを選ぶのをオススメします。
もちろん個人差はあるので、そこはご自身でご判断いただければ。
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