2022 佐渡国際トライアスロン大会 Aタイプ 完走

レース

海外Ironman・国内4大ロング全完走の管理人がお届けします

2022/9/4に開催された第34回佐渡国際トライアスロン大会に参加し、完走しました。

コロナ渦があり丸3年ぶりのレース参戦で、スイム 4km、バイク190km、ラン 42.2km という国内最長距離に挑みましたが、上位20%台前半と、望外の成績でした。

※その他、ロングの大会に参戦した時の記事のリンクを載せておきます。

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レースへ向けた練習・準備

GW に佐渡の抽選の当選の通知メールがきた!
2018年は落選、2020年はコロナで中止。3度目の正直です。

どうやらコロナ明けということで倍率が低かったようです。周りでも落選の話は聞きませんでした。

当選は嬉しかったのですが、それと同時に、しばらくレースに出ていないことによる不安が頭をもたげました。
コロナのせいで2019年の九十九里トライアスロン 99T 以来、丸3年ぶりとなります。

でも 2022年の春頃はまだ大会の中止が多く、申し込んでも返金になったりしていた時期でした。
佐渡の抽選結果が出てない状態で今イチ他のレースへのエントリーのモチベーションが上がらず、結局いきなり国内最長距離のレースに初参加となりました。

ただ、それなりに自信はありました。それは、TSS の導入!

TSS は Training Stress Score の略で、その名の通り、トレーニングによるストレス = 疲労度 を練習時間と練習強度をベースにしてかなり複雑な計算式で数値化したものです。TrainingPeaks の会社が提唱しているものですが、トライアスリートの中では広く認知されています。

ネットでは1週間で TSS 700 を目標に、とよく書かれてるのでそれを目指してたのですが、これがかなり大変で、だいたい 600台前半でした。でもこのお陰で練習量を増やすことができました。

TSS についてもっと知りたい方はこちらをご参照ください。

で、当選が決まり、宿の確保を始めようとしたら、良い場所が全然空いてない!五島の時と同じパターンです。学習してない私。
しかし、一緒に佐渡に出る予定の友人のコミュニティーに入れてもらい、その方々が確保しているすごい良いロケーションの相部屋に泊まらせていただくことに。今回も友人に助けられました。

後述しますが、佐渡で人気の宿はレース前に翌年の宿の予約をするのが通例のようです。

あと佐渡島にはフェリーで渡る必要がありますが、人気の時間帯は結構早く埋まるので注意が必要です。

なので、佐渡に出るときは以下の流れで準備を進めましょう。
宿と飛行機をおさえてからレースにエントリーですよ!

#1 佐渡に出る決意をする。
#2-1 選手登録の会場・スイム会場の近くの宿をおさえる。(この年はアミューズメント佐渡・佐和田海水浴場)

#2-2 飛行機の予約をする。
#3 レースにエントリーする。
#4 落選したら宿と飛行機をキャンセル。
#5 渡航 3カ月前にフェリーの予約が始まるので、すぐに予約を入れる。特に車を載せる場合はすぐ埋まるので要注意。

レースの距離・当日の天気

2022年大会は、スイム4km、バイク190km、42.2km

制限時間は 15:30 と、国内4大ロングの中では時間内完走が一番厳しいと言われています。

当日の天気は終日晴れで猛暑でした。

現地での過ごし方

金曜日・現地入り&チェックイン

バイクは事前に発送していたので、早朝から電車・フェリーで島へ上陸。両津港の前にあるすしの魚秀でランチ。美味しい。

もうちょっと食べたかったので握りを追加しようとしたけれど(何を頼もうとしたかは忘れた)、ネタ切れのため叶わず。

そこからバスで移動してホテルへ。宿をおさえてくださったチームのリーダーさんへ挨拶し、届いていたバイクを組み立て。

組み立てが完了してそのリーダーさんに電話したら、来年のホテルの予約の列に並んで待っているとのこと。

そちらの会場へ行くと 40-50人も並んでいる!
そしてそれぞれが 6人とか 8人とか予約を入れている!

しかも今回 (つまり来年分) からは 3泊必須というルールが設けられたそうです。数年前はこんな予約イベントなんてなかったのに、とリーダーさんおっしゃってました。
こういう人気の宿は個人でおさえるのはもう無理ですね…。

その後、リーダーさん夫婦が車でアミューズメント佐渡へ連れてってくださり、チェックイン。
今回は宿とバイク会場が近いため、バイクは当日朝に持ち込み!すごいラク。

部屋に行って皆さんと挨拶。A級審判を持っている方が数名おりました。
A級を取るのは結構大変と聞いてます。土曜はキッズの部に審判として参加、日曜は選手として参加されてました。ツワモノ過ぎる。

夕食はホテルで。

私のチームは12名、他の客も全てトライアスロンチームです。
あとその場に粉飴という補給食の営業が来てジェルを配っていたので、幾つかいただきました。

例年、金曜夜は島祭りパーティーがあるのですが今回はコロナで中止。
でもこの夕食会場の雰囲気はプチ前夜祭という感じでした。

土曜日・キッズの部を観戦

リーダーさんの早朝バイク練に連れてっていただく。1時間弱で軽め。
この方、佐渡には30回くらい出ていて、Aタイプ(ロング) でエイジ優勝経験もあり、70歳を過ぎてなお Bタイプ(ミドル) に出ていて今回も余裕で完走。
そんな方と一緒にライドできるなんて光栄でした。

その後にキッズの部の大会を観戦していたら、以前 宮古のレースで知り合った方と遭遇。
その方はもちろん、娘さんが3人ともトライアスリートで、今回は次女と三女が参加されてました。どちらも上位入賞。すげえ。

ランチはリーダーさん夫婦の車に乗せていただき、回転寿司 弁慶へ。
美味い!たくさん食べて大満足。

夜はホテルで超ゴージャスなカニ料理!
剥き方がよく分からずリーダーさんにご指導いただく。さすが毎年食べてるだけあってすごい上手。

そして翌朝に向けて早々に就寝。

日曜日。

日曜日・レース会場へ

4:30に会場入り。後輪からカラカラ音がするのでメカニックに見てもらいすぐに解決。バイクのセッティング後にトイレ。毎回レース前にタイミング良くお通じくるの助かる。

そして開会式で松田丈志さん登場!
ロンドンオリンピック 400mリレー後の「康介さんを手ぶらで帰らせる訳にはいかない」の名言が有名ですね。

前々回、前回とBタイプに出て、コロナ明けて今回やっと Aタイプに挑戦できるとのこと。
ずっとレースに出れなかったのはみんな同じで共感し、大いに盛り上がりました。
スタート最前列に向かうときにグータッチさせていただきました。幸先良い。

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