バイクで必要なもの
TTバイク or ロードバイク (必須)
JTU競技規則<2006年2月改定> に下記が書かれてます。この後に詳細が書かれてますが、そこでTTバイクはOKとなってます。
(バイクの基本構造) 第78条 競技に用いるバイクはロードレーサーを基本とする。
なお今からバイク購入する場合は、リムブレーキではなくディスクブレーキを採用しましょう。ディスクブレーキが特に優れているというより、業界からリムブレーキが無くなってしまっているためです。自転車メーカー側の都合ですが抗うことはできません。
ヘルメット (必須)
こちらも同規定に必須と書かれてます。練習の時も必ずかぶりましょう。
第11条 (1)ヘルメットをかぶること。
オススメはヘルメットとシールドの一体型。空気抵抗が減る、水滴が流れる、サングラス単体だと忘れやすいけどそれが防げる、等よいことづくめです。
有名なのは KABUTO の AERO-R1。以前レースで10人同部屋になったときに4名がこれ使ってたこともありました。それくらい人気。
現行モデルは AERO-R2 です。
サングラス (必須)
バイクで走っていると虫が飛び込んでくるのでかなり大事。ヘルメットのところで書いた AERO-R1 みたいなのが良いです。
ドリンクボトル (必須)
初心者がスプリントディスタンスに出る場合は、レーススタートからバイクパート終了まで1時間強くらいでしょうか。夏場のレースで 1時間運動することを考えると、ボトル1本は欲しいところです。
高いものではないし買っておきましょう。
レーパン (ほぼ必須)
股が痛くなるのを防ぎます。ショートディスタンスまでなら無くても耐えられるかも。
エアロバー (ほぼ必須)
別名DHバー。ロードバイクに取り付けます。無くてもレースに出れます。
なので「あった方が良い」にしようとも思ったのですが、あると空気抵抗が全然違います。エアロバー買って練習して初レース、を目指していただきたく、「ほぼ必須」としました。
ビンディングペダル/シューズ (あった方が良い)
足がずれることによるパワーロスを防げます。
足がペダルに固定されるのが怖いのであれば、まずフラットペダルでレースに出るのも良いと思います。フラットペダルは完成車についてきますしね。
指切りグローブ (あった方が良い)
掌にクッションが付いてますが、トライアスロンは基本エアロバーを握るからあまり関係ないです。ただ私は落車の時に掌が擦り剥けたことがあり、レースでも着けてます。
なお当たり前なので見出しはつけませんでしたが、寒くなったらグローブ必須です。手がかじかんで危ないです。
GPSウォッチ (あった方が良い)
これは個人的には「必須」です。
速度、タイム、ペース、ケイデンス(回転数) が計測できるので、練習でターゲットとなる強度を決めることができます。また特に最初のうちは数値がどんどん良くなって自分の成長が感じられてモチベーションが上がります。
でも友人で 1人だけ、GPSウォッチを買わないままロングを完走してしまった人がいるんですよね。だから「あった方が良い」としました。
これを読んで GPSウォッチを買うかどうか、ご判断はあなたにお任せします。
ディープリムホイール (あった方が良い)
空気抵抗を減らせるのでかなり重要なパーツです。でも高額なので、まずは完成車のホイールでレースに出てから検討でも良いと思います。後から交換するのは、スプロケ脱着工具があれば簡単です。
なおネットで購入する場合、フロントとリア(前輪と後輪)の両方を一度に注文をお勧めします。分けて購入するとその分送料が余計にかかる場合があります。
バイクケース (場合により必須)
車に積んでレースに行ける場合は不要ですが、そうでなければ必要です。
特に海外のレースに出るには、バイクは自分で持っていくことになります。その場合にバイクケースに入れて引っ張って持ち運びとなります。
有名なのはシーコン Scicon。私も持ってます。レースで泊まる宿にシーコンがずらり、というのも珍しくありません。
国内のレースでは、配送ができる場合はそれを利用するとラクです。特にロングのレースではバイクを持参するのに体力と神経を使いたくないのでお勧めです。私は Cubic というのを使ってます。
電動コンポ (無くても良い)
機械式はギアがなかなか入らないことが起きますが、電動式は1発で入るのでストレスフリーです。でも最初は機械式で良いと思います。ただ、バイクを買う時に一緒に買うと取付工賃が抑えられるというメリットはあります。
ちなみに何度もロング完走している私ですが、未だに機械式です。高額すぎて。。。
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